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小説過去ログ (2007.1.21連載スタート) 気軽にコメント残して下さいな^^
1話 2-1話 2-2話 3話 4話 5話 6話 7話 8話 9-1話 9-2話 9-3話 9-4話 10話 11話 12話 13話 14-1 14-2 14-3 15-1 15-2 15-3 15-4 とある中学校、昼休みの教室。 リサ 「あれ~? 何読んでるのぉ~?」 俺 「別に。何でもないって。」 リサ 「あ~、やっぱり! 信onの本だ~。」 俺 「んだよ。なんかわりーか。」 リサ 「信onやってるんだ~? 実はあたしもやってるんだよ~。 でも友達いなくてさ~;;」 俺 「・・・マジで?」 俺は、どこにでもいそうな普通の中2。 どっちかっていうと、インドア派かな。 最近サービスが始まった、信onっていうゲームにハマってる。 昼休み、学校に持ってきた信onの攻略本を読んでたら、クラスメイトに見付かったという訳。 リサっていうのは、同じクラスの女の子。 元気がありすぎてウルサイ時もあるけど、クラスじゃ結構人気者だ。 なんてゆーか、男は可愛い子に弱いからね・・・。 結局それから、俺とリサちゃんは信onの話で盛り上がった。 普段、面と向かって話す機会なんてなかったのに。 信onみたいなマイナーゲームやってる友達なんて普通いないから、話が合ったんだろう。 色々話をして 2人とも群雄で遊んでる事。 俺はLV14、リサちゃんはLV11で、結構近いって事。 俺は陰陽で、リサちゃんは侍で遊んでて、お互いまだファーストキャラだという事が分かった。 リサ 「ね~ね~。 今日一緒にゲームやらな~い?」 俺 「ん・・・?」 リサ 「今日、忙しいの~?」 俺 「いや、別にそういう訳じゃないけど・・・。」 リサ 「じゃー、決まりっ。 夜7時、甲府交易前ね♪」 俺 「・・・。」 学校が終わって家に帰ってから、俺はすぐ信onの世界へログインした。 普段は、夜ちょっとやるだけなんだが。 陰陽のソロは、弱い。 数の少ない敵を探しては、術で攻撃。 戦闘後は、気合待ちで休憩だ。 単調で、正直飽きる。 そんなこんなで、約束の20分前の夜6時40分、俺は甲府交易所前に到着した。 ふ~・・・なんか緊張するな。 なんせリサちゃんとは、学校でもまともに喋った事がない。 今日の昼、信onの話は大体しちゃったし・・・ 何話せばいいかな・・・担任の話とか・・・友達の話とか・・・ ふと我に返ると、目の前に、むさ苦しい裸の金髪侍がいた。 その侍、俺の目の前で /楽しむ を連打している。 お前、あっち行けよ。 気が散るだろーが。 内藤 「徒党おk ww」 その侍は、いきなり俺に対話を飛ばしてきた。 いやいや、徒党NOだ。 あいにく俺は、リサちゃんを待ってるんだよ。 お前みたいなガキの相手をしてる暇はない。 俺 「すいませんが、人待ち中なもんで。 また今度お願いします。」 内藤 「だからww 徒党おk ww」 何が、だからww だよ。 こいつ、日本語ちゃんと通じてんのか? こんな時間から酔っ払ってんのか? まさか新手の中華じゃないよな? 俺 「あの、すいませんが・・・。」 内藤 「だからww ちゃんと7時に来たでしょw」 ・・・7時? ん・・・? 俺 「ん・・・?」 内藤 「学校で約束したでしょww LV上げw 行こうw」 ・・・で、今俺はリサちゃんと2人で・・・いや、内藤と2人でLV上げをやっている。 俺は今、すごく憂鬱だ。 それに比べ、内藤は生き生きしてる。 内藤 「くらえw 伝説のハードスラッシュww」 俺 「あはは・・。」 内藤 「お立ち台きたーw」 俺 「おめでとう。」 内藤 「次、あのカマキリいこうw」 俺 「いやいや、あれは忍者だから。 どこからどう見たら、カマキリに見えるん・・・。」 内藤 「カマキリ強いww 死にそうw」 俺 「だから、生命と気合、回復してから釣らないと・・・。」 内藤 「ひどいw カマキリ避けすぎw」 俺 「だから、カマキリじゃなくて忍者だって。何度言えば分かるんだ・・・。」 内藤は本当に楽しそうだ。 それを見てると、無性に腹が立ってくる。 内藤 「くらえw 伝説のサンダースラストww」 俺 「いやいや。 それ、ただの単発攻撃ですから。」 内藤 「うはw おkww」 俺 「何がおkなんだよ。 意味分かんねーから。」 俺 「てかお前、ちゃんと守護入れてる? 俺の火炎準備、止まってばっかなんだが。」 内藤 「無理ww サポシww」 俺 「だから・・・。 意味分かんねーからさ・・・。」 そんなんで、信onの友達ができるとでも思ってたのだろうか。 正気を疑う。 俺 「つーかお前さ、信on始める前FFやってただろ。」 内藤 「なんで分かったのww すごいw」 俺 「いやいや。 何故分かったのかが分からないお前の事が、俺には分からんよ。」 内藤 「なんか日本語おかしくない?ww」 俺 「お前の日本語のほうが、よっぽどおかしいですから。」 内藤 「うはww おkww」 内藤 「あのさ。」 俺 「ん・・?」 内藤 「あんた、学校の時と雰囲気全然違わない?w」 俺 「お前にだけは、絶対言われたくねーから。」 内藤 「うはww おkww」 人間見た目も大事だが、やっぱり中身が一番大事。 よく聞く言葉だが、今日ほどそれを実感した日はない。 さすがにこれは、ロールプレイの次元を超えてるって。 ~続く~ →2-1話を読む
by asami-nobuon
| 2007-01-21 08:30
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