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(信on小説、あらすじ)
「俺」 は中2の信onプレーヤー。 ひょんなことから俺は、クラスの可愛い女の子、「リサちゃん」と信onで遊ぶことに。 しかし、リサちゃんの正体は、FFかぶれのアホ侍 「内藤」 だった。 小説過去ログ (2007.1.21連載スタート) 気軽にコメント残して下さいな^^ 1話 2-1話 2-2話 3話 4話 5話 6話 7話 8話 9-1話 9-2話 9-3話 9-4話 10話 11話 12話 13話 14-1 14-2 14-3 (9話あらすじ) 妹に生理がきた。 どうすればいいか戸惑う妹。 俺は内藤に電話で助けを求めるが、ちょっとした勘違いから、内藤は俺の家へやって来た。 内藤のおかげで万事解決。 安心する俺だったが・・・。 家の玄関前。 俺と妹は、リサちゃんの帰りを見送っていた。 俺 「ほんと助かったよ。 ありがとう。」 妹 「ありがとうございました。」 リサちゃん 「ううん。 妹ちゃんのためなら、いつでも飛んでくるから♪」 なーに都合のいいこと言ってんだよ。 お前ここに来るまで、妹のことなんか知らなかったくせに。 リサちゃん 「そうそう、ダメお兄ちゃん!」 俺 「ん? ダメとか言うなって。」 リサちゃん 「今度から絶対、最初に用件言いなさいよ?」 俺 「はいはい。」 そう言うと、リサちゃんはドアを開けた。 俺 「うわ、もう真っ暗だな。 1人で大丈夫か?」 リサちゃん 「え・・・っと。 ・・・うん。 大丈夫。」 リサちゃんの勘違いとはいえ、こんな時間に呼び出しちゃったわけだし。 家まで送ってやるか。 俺 「どうせ近いし、送ってこうか?」 リサちゃん 「・・・だから。 大丈夫。」 俺 「ほんの数分だし、遠慮すんなって。」 リサちゃん 「・・・。」 俺 「ああ、そうか。 妹のことなら心配すんなって。 一緒について来させるから。 な?」 妹 「うん。」 するとリサちゃんは、少し下を向くと、こう続けた。 リサちゃん 「遠慮なんか・・・してないし・・・。」 リサちゃん 「だいたい牛くんと一緒のほうが、もっと危ないしっ!!」 なんだと? 聞き捨てならないセリフだ。 俺 「・・・あ? どういう意味だ?」 リサちゃん 「そういう意味よっ。 じゃっ。 また明日ね。」 くすっと笑ってそう言い残すと、駆け足で夜道へと消えていった。 だからどういう意味なんだよ。 笑ってないで、ちゃんと答えろって。 ・・・それにしてもだ。 今日のリサちゃん、虫の居所でも悪かったんだろうか。 ヤケにつっかかってきたよな・・・。 まーいいか。 俺達2人はリビングへ戻った。 ふと柱に目をやると、時計はもう9時を回っている。 俺 「うわ、もうこんな時間か・・。 すぐ夕飯作るから。 お前も手伝って。」 妹 「ムリ。 お礼の手紙書くから。」 俺 「お礼の手紙って・・・内藤に・・・?」 妹 「うん。」 俺 「そんなのいらないって。」 妹 「もう書くって決めたの。」 こう見えて妹は、かなりの頑固者だ。 一度言い出したら、俺の言うことなんか絶対に聞きやしない。 俺 「・・・はいはい。 だったら、手伝ったあと書けよ。 な?」 妹 「ヤダ。 今書く。」 長年の付き合いで、いくら言っても無駄なことくらい分かる。 素直な時は、ほんと素直なヤツなんだけどさ。 俺 「分かったよ。 すぐ書いて、終わったら絶対手伝うんだぞ?」 妹 「うん。」 俺はソース焼きそばを作ることにした。 すぐ作れて、しかも美味しいから、うちの定番メニューになっている。 台所の冷蔵庫から、野菜・麺・肉を取り出す。 ・・・それにしても、今日は色んなことがありすぎた・・・。 妹にはじめての生理がきて リサちゃんがはじめて俺の家へきて・・・。 ・・・・・・。 なんつーか・・・今日の俺、どうかしてたよな・・・。 野菜を切り終わり、熱した鍋に肉をいれる。 ジューッという音と共に、香ばしい匂いが広がる。 妹 「おにいちゃーん。」 その時、むこうの部屋から叫ぶ声が聞こえた。 鍋の焼ける音に打ち消されないよう、俺も大声で答える。 俺 「あー?」 妹 「下の名前、なんていうのー?」 俺 「下の名前って? 内藤の?」 妹 「うんー。」 俺 「えーっと・・・たしか、理科の理に、さんずいに少ないの沙だな。」 妹 「ありがとー。」 というか、もう焼きそば出来上がるぞ。 結局お前、なんにも手伝わなかったよな。 お前のぶん、肉少なめにしてやるからな。 するとすぐ、妹が台所までやって来た。 満面の笑みを浮かべている。 やけに機嫌が良さそうだ。 妹 「できたー! これ、明日学校で渡してくれるー?」 俺 「あいよ。」 妹 「絶対だよ!」 そう言うと、鍋をふる俺に、折りたたんだ便箋を手渡してきた。 水色のかわいらしい便箋には、妹にしては上手な字で、こう書かれていた。 「内藤理沙さんへ」 ・・・ちょいww あいつの名前、内藤理沙 じゃないんだけどwww ~続く~ 10話を読む
by asami-nobuon
| 2007-01-31 05:00
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